PROFILE

WAX POETICS JAPAN

Wax PoeticsはNYCと日本にて企画・編集されている音楽/隔月刊誌。
Wax Poeticsの特集する音楽ジャンルはソウル、ジャズ、ファンク、ヒップ・ホップ、レゲエ、ラテンなどのブラック・ミュージックを軸に展開。Wax Poeticsは他の音楽雑誌とは違い、本物の音楽だけを取り上げ、消費されない媒体を作り、その結果、多くのミュージック・ファンから絶大な信頼を得ている。
昨今の多くのメディア(雑誌、WEB、フリーペーパーなど)とは違い、数年、数十年と読者が読み返す、記録保管的な紙媒体となっている。

http://www.waxpoetics.jp/

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July 10 2013 / 12:56:17

WPJ No.28 Out now

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Wax Poetics Japanの最新号、No.28が現在発売中。

http://www.waxpoetics.jp/magazine/issue/28/

今号はブルー・アイド・ソウル特集。

ホール&オーツのダリル・ホールや、

スティーリー・ダンのドナルド・フェイゲン、

ボビー・コールドウェル、ローラ・ニーロ、ネッド・ドヒニーなど、

ブラックミュージックにインスパイアされた白人ミュージシャン達の

苦悩、成功秘話などをWax Poeticsらしい視点で紐解く。

表紙を飾っているダリル・ホールは

自身のサイトLive From Daryl's House

著名ミュージシャンとのセッションをウェブ番組として配信しており、

ブッカーTジョーンズとコラボを行った回では、

現代のブルー・アイド・ソウルシンガー、

メイヤー・ホーソーンもフィーチャーし

ブッカーTジョーンズの名曲やダリルの

「I Can't Go For That」などを披露している。

Episode 44: Booker T Jones

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June 26 2013 / 19:30:15

R.I.P. Michael Jackson

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ポップの帝王がこの世を後にしてから、早4年。

きっと世界中のブラックミュージックリスナーは

今日、キング・オブ・ポップのことを思い、

彼が残した数々の名曲に再び針を落としている事だろう。

この時期になると世界中で彼への追悼のパーティーが開催されるようになるが、

6月29日の土曜日には渋谷のSoun Museum VISIONにて

ディミトリ・フロム・パリやMUROらが出演する

「Forever The King Of Pop feat. Dimitri From Paris」が開催される。

http://www.vision-tokyo.com/event/forever-the-king-of-pop

マイケルの音楽を愛してやまないブラックミュージック、

そしてダンスミュージックのエキスパートたちが

どのようにMJの作品群を聴かせてくれるのか楽しみだ。

マイケルといえば、数ヶ月前にPitchfork.TVのショートアニメシリーズFramesで、

マッドリブとのコラボレーション等で有名なラッパー、フレディ・ギブスが

自身の故郷であるインディアナ州のゲイリーに、地元のヒーローであるマイケルが

戻って来た時のことを語るアニメを公開していた。

フレディは小さな町ゲイリーに舞い降りたMJが

まるでイエス・キリストの再降臨に思えたことや、

マイケルがKFCで好物であるフライドチキンを買い占め、

それを町中の人々に配った様子、

そして普段はギャングスタで屈強な男たちが

マイケルを見て感動していたことなどを、

ユーモアたっぷりに語っている。

 

マイケルとゲイリーという町との歴史などを

詳しく綴った記事が掲載されている

Wax Poetics Japan No. 27をまだチェックしていない方は

是非一読を。

http://www.waxpoetics.jp/magazine/

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June 11 2013 / 15:05:04

World Records by Kai Schaefer

ドイツの写真家カイ・シェーファーが

時代を象徴するレコードと、その時代のターンテーブル

を撮影した写真を公開している。

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worldrecords

http://www.worldrecords.me/

Kopeikin Gallery

http://www.kopeikingallery.com/exhibitions/view/world-records

『World Record』と銘打たれたこのフォト・アート・シリーズは、

Rolling Stone誌の特集「The 500 Greates Albums of All Time(最も偉大なアルバム500枚)」を参考に、

カイ・シェーファーが音楽史に残る名盤の初盤をセレクトし、

そのレコードが発売された時代のレコードプレイヤーにのせて

写真に収めるというものだ。

特別な照明を使用し撮影しているというこれらの写真は

レコードの溝までが見えるほど鮮明であり、

2メートル近いド迫力サイズのものもある。

これはレコードという素晴らしい音楽記録媒体へのトリビュートであると同時に、

思い出と共に心に仕舞った音楽にまた触れることで

鑑賞者をノスタルジアの旅へと誘う作品である。

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May 29 2013 / 13:00:01

Daft Punk: The Samples

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 先日、ニューアルバムをリリースしたダフト・パンク

サンプリングではなくミュージシャンを起用し、

生演奏でグルーヴを構築することに拘ったこのアルバムは、

それまでのダフト・パンクのイメージを根底から覆し、

彼らにとって新しい章の幕開けになった。

 

そんな彼らの過去作品で使用されたサンプリングの元ネタを集めた

ミックスが、サンプリングの元ネタ調べの専門サイト、Who Sampledで公開中。

 

Daft Punk: The Samples mixed by Chris Read by Whosampled on Mixcloud

ディスコ、ファンク、ロックが詰まったこのミックスは
元ネタとダフト・パンクの曲と聴き比べる楽しみがあるのは勿論、
純粋にミックスとしても楽しめる。サンプルネタの解説はこちらから
ニューアルバムの唯一のサンプリング曲、「Contact」の
元ネタがミックスの冒頭の曲になっている
 

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May 13 2013 / 21:42:55

Talib Kweli comes to Japan

90年代後半から活動し、卓越したライミングスキルとフロウのセンス、

メッセージ性の強いリリックでファンを魅了し続けているMC、タリブ・クウェリ。

そんな孤高の詩人が珍しく来日し、6/21(金)に渋谷のSOUND MUSEUM VISIONにて行われる

Hennessy artistryに登場するようです。

詳しくはHennessyのサイトをチェック:

http://hennessy-artistry.jp/upcomingevents/soundmuseumvision

他のメンバーもかなり豪華ですね。

↑は、先日テキサス州オースティンにて行われた音楽フェス、SXSWでのタリブのライブ動画です。

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April 30 2013 / 16:23:30

WPJ No.27 Stevie Wonder

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4月30日にWax Poetics JapanのNo.27が発売します。

今回は11歳でMotownと契約し、

以来数多の名作を産み出してきた紛れもない天才、

スティーヴィー・ワンダーに焦点を絞ります。

更にMotown特集、マイケルジャクソン特集などもあり、

とても濃厚な内容になっています。

そして5月5日にはNo.27のリリース記念として、

Wax Poetics Japanが主催するStevie Wonder Nightが開催。

DJ陣が全員、スティーヴィー作品やスティーヴィーの息がかかった

作品などを中心にプレイするという、

スティーヴィーファンにはたまらない一夜になります。

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Stevie Wonder live at Musikladen, 1974

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April 15 2013 / 18:15:38

R.I.P. Don Blackman

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L Da Head Toucha - "Too Complex" (1997)

以下はドン・ブラックマンの訃報を聞いたミュージシャン/DJ達のツイッターでの反応。

12 Apr

「RIP ドン・ブラックマン。90年代にウェルドン・アーヴィンを通して知り合ったのが初めてだった。最高な人だった」

「Wax Poeticsで見た、あのクレイジーなサングラスをして、天国でファンキーに過ごしているといいな」

12 Apr

「R.I.P. ドン・ブラックマン。彼の作品や、ウェルドン・アーヴィンの作品で聴ける彼の素晴らしい歌声は決して忘れない・・・」

 

11 Apr

「なんてこった!近所に住んでいた人が亡くなってしまった・・・RIP ドン・ブラックマン!!

彼は間違いなく天才だった。

11 Apr

「最初にドン・ブラックマンの音楽に触れたのは、Lダ・ヘッド・タッチャを通してだった。

その後にジェイZ、そのあとにスラム・ヴィレッジだった。その後、彼のアルバムに出会った。

ビリーTにめちゃくちゃ似ているなって思ったのを覚えてる」

 

 4hero @4hero12 Apr

彼は4ヒーローにとってとてつもないインスピレーションだった。天才だ。RIP」

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April 1 2013 / 18:27:29

Ghostface Killah x Adrian Younge - 12 Reasons to Die Tour in LA

3/28に行われたGhostface KillahとAdrian YoungeのLAでのライブ映像が公開されてます。

Wax Poetics RecordsのスーパープロデューサーAdrian Youngeと

Wu-Tang ClanのGhostface Killahのコラボ作『Twelve Reasons to Die』をひっさげて

現在GhostfaceとAdrianはアメリカをツアーで横断中。

LAで先日行われたライブの模様が公開されてます。

ホラー色の強いアルバムの雰囲気をステージで再現したセットや衣装が凄いですね。

新アルバムの曲以外にもRZAとKillah Priestを呼び「4th Chamber」をパフォーマンスしたりと、

なんとも豪華な内容。RZAの登場で観客は狂喜乱舞。

このアルバム、限定バージョンを買うとコミックや

Apollo Brownのリミックスを収録したカセットテープが同封されます。

面白い売り方をしているなと感じました。発売が楽しみ http://soultemplemusic.bandcamp.com

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March 27 2013 / 16:17:20

J Dilla's Vinyl Collection - Crate Diggers

様々なDJやプロデューサーのレコードコレクションを紹介する

fuseのシリーズ、『Crate Diggers』のJ Dillaエディションが公開。

J Dillaの母親Ma Dukesとのインタビューや、

彼と親しい仲であったJ Rocc、House Shoesなどのインタビューを交えながら、

J Rocc、DJ Spinna、Frank Nitti、Grap LuvaらがDillaの膨大なレコードコレクションを

貯蔵している倉庫を訪ね、Dillaがサンプリングをしたレコード、

Dillaが楽曲を提供したレコードなどを紹介している。

J Dillaのレコードへの愛情が伝わる興味深いドキュメンタリー。

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February 28 2013 / 18:21:38

PV Rundown

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本日発売の Wax Poetics Japan No.26 では、ロンドンが生んだパンクの申し子、

ジョー・ストラマーを表紙にして合計30ページに及ぶジョー・ストラマー/ザ・クラッシュの

総力特集を掲載しています。そして、Record Rundownではなく初の試みとして、

PV Rundownという、PV映像の特集ページを作成しています。

皆さんチェックの程、よろしくお願いします。

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