PROFILE

WAX POETICS JAPAN

Wax PoeticsはNYCと日本にて企画・編集されている音楽/隔月刊誌。
Wax Poeticsの特集する音楽ジャンルはソウル、ジャズ、ファンク、ヒップ・ホップ、レゲエ、ラテンなどのブラック・ミュージックを軸に展開。Wax Poeticsは他の音楽雑誌とは違い、本物の音楽だけを取り上げ、消費されない媒体を作り、その結果、多くのミュージック・ファンから絶大な信頼を得ている。
昨今の多くのメディア(雑誌、WEB、フリーペーパーなど)とは違い、数年、数十年と読者が読み返す、記録保管的な紙媒体となっている。

http://www.waxpoetics.jp/

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March 11 2014 / 03:53:43

Dope Folks Records Sampler #3

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Dope Folks Recordsとは、80年代後半から2000年までの

ヒップホップ黄金期のアンダーグラウンドなレア盤や未発表作品を発掘するレーベル。

全てのヴァイナル・リリースは300枚限定生産だが、

近日発売予定のブラック・シープのレア音源を収録したEPは、

リリース第50作目を記念し特別に500枚生産となる。

今回、Dope Folks RecordsがWax Poeticsのために

最近リリースした20作から楽曲をピックアップし、

コメント付きでエクスクルーシヴ・ミックスを制作してくれた。

Track list:

1. Young Zee "Nerve Plucker"

(1996年、ニュージャージー。お蔵入りのLP『Musical Meltdown Part. 1』(DF0043)より。

ヤング・ズィーはフージーズの『The Score』にフィーチャーされ最初に注目を浴びたが、

彼のデビューアルバムはレーベル側の都合によりお蔵入り。彼の伝説のアルバムが

世に出回ったのが当レーベルからのリリースが始めて)

 

2. Divine Beings "Raisin' Eyebrows"

(1993年、フィラデルフィア。『Whatever Tracks』(DF0048)より。

 EPにはあのザ・ルーツがフィーチャーリング!)

3. M.A.C.-10 "Mac Thang"

(1992年、デトロイト。『Soul On A Roll』(DF0047)より。

激レアなデトロイト・クラシックの12インチのリイシュー)

 

4. Poetic Menace "Takin' No Shorts"

(1992年、デトロイト。『RYMEZOF (DASSASSIN)』(DF0041)より。

こちらも鬼レアな12インチのリイシュー)

 

5. Black A.G. "There It Is"

(1991〜1994年、シカゴ。『Fame Goes To Your Head』(DF0035)より。

アナログでのリリースはこれが初めて!)

 

6. MC E-Rock "One The Hard Way"

(1991年、テキサス州フォートワース。One The Hard Way』(DF0033)より。

彼の最初の2枚の12インチ・シングルを組み合わせたEP)

 

7. Disco Beave featuring B Get Busy "Hall Of Fame"

(1987年、デラウェア州ウィルミングトン。『From The Projects』(DF0045)より。

80年代後期の幻の12インチ・シングル) 

 

8. Parts Unknown "911 Funk"

(1990年、カリフォルニア州イースト・パロ・アルト。『Time For Turmoil』(DF0028)より。

カリフォルニアのクルーがカセットでリリースしたアングラ・クラシック。

粗くて生々しいギャングスタ・ファンク!)

 

9. Rampage " Living Foul"

(1994年、ニューヨーク。『Killed By Def Vol.2: Da Vibe Chemist』 (DF0049)より。

バスタ・ライムスのクルー、FLIPMODE所属のランペイジの未発表音源)

 

10. Trauma Center "Rhymes Overflowin'"

(1994年、フィラデルフィア。『Rhymes Overflowin' PT.2』(DF0037)より。

初アナログリリースとなったデモ音源)

 

11. Cage 1 "Nightstalker"

(1992〜1994年、デラウェア州ウィルミングトン。『Straight From Cage』(DF0038)より。

オリジナルはカセットオンリー。当レーベルのカタログの中でも最もハードな曲の1つ)

12. Ebony Broadcast System "Broadcastin'"

(1992年、フィラデルフィア。『Broadcastin' Pt. 1』(DF0044)より。

こちらも元々カセットのみのリリース)

 

13. Darc Mind "This Is Kev Roc"

(1990〜1992年、ニューヨーク。『Antediluvian Vol.1』(DF0031)より。

ダーク・マインドのケヴ・ロックによる未発表曲)

 

14. MF Doom "Doomsday Remix"

(『X-Ray Presents: Monster Mixes』(DF0042)より。

元々CD-RとしてリリースされたXレイのリミックスが、初のアナログリリース!)

 

15. Bolaji "Homage"

(1997年、ロングアイランド。『Outer Limits』(DF0039)より。

伝説のアンダーグラウンド・プロデューサー/MCのお蔵入りEP)

16. Reggie Capers "Suspect"

(1997年、ニューヨーク。『Suspect EP』(DF0040)より。

90年代後半のインディーズ界の人気アーティストの1人)

17. Omniscence "When I Make Parole"

(1996年、ノースカロライナ。『Raw Factors Pt. 2』(DF0036)より。

オムニシェンスのお蔵入りのアルバムが初ヴァイナル化!)

18. Big Squig "Keep It Going"

(1995年、ニューヨーク。『Killed By Def Vol. 2: Da Vibe Chemist』(DF0049)より。

激レア12インチのリイシュー)

 

19. Lord VI "Not Tonight"

(1996年、ノースカロライナ州グリーンズボロ。『Free Cheeze EP』(DF0046)より。

オムニシェンスのレーベルメイト、プロデュースはファナティック。

EPには3曲の未発表曲が収録!)

20. Black Sheep "Sleep (Intro)"

(記念すべき50thリリース!『90's Rarities』EPより。

限定生産500枚のうち、50枚がホワイト盤、150枚がレッド盤、

そして350枚がブラック盤の予定)

アナログの購入はこちらから。 DopeFolksRecords.com

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February 18 2014 / 01:35:30

LOVE77 mixed by Freddy Anzures

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US版Wax Poeticsのデザイナー、フレディー・アンスレス

がバレンタインに合わせてミックスを公開。

「1977年」(ごろ)をテーマに、極上のラブソングを繋ぎ合わせており、

スムーズでグルーヴィーなソウルやファンクに溢れた同ミックスは

バレンタインデー関係無く楽しめる内容になっている。

Love77
Freddy Anzures Mix
02.14.2014

Silvetti "With You" World Without Words (Salsoul)
Leroy Hutson "I Think I'm Falling In Love" II (Curtom)
Peter Brown "For Your Love" A Fantasy Love Affair (Drive)
James Mason "Sweet Power Your Embrace" Rhythm of Life (Chiaroscuro)
Prince "My Love Is Forever" For You (Warner Bros.)
Curtis Mayfield "Just Want To Be With You" Never Say You Can't Survive (Curtom)
Brothers Johnson "Never Leave You Lonely" Right On Time (A&M)
David T. Walker "On Love" On Love (Ode)
Linda Lewis "So Many Mysteries To Find" Woman Overboard (Arista)
Leroy Hutson "So In Love With You" II (Curtom)
Marvin Gaye "Come Live With Me Angel" I Want You (Motown)
Heatwave "The Star Of A Story" Central Heating (Epic)
Ned Doheny "A Love Of Your Own" Hard Candy (Columbia)
Vernon Burch "Let's Make Love" Love-A-Thon (Chocolate City)

https://soundcloud.com/freddyanzures/love77

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January 21 2014 / 16:40:28

Truth & Soul label special on RBMA Radio

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Red Bull Music Academy Radioのレーベルスペシャルとして、

2004年に設立されたブルックリンのレーベル、Truth & Soul

クローズアップした回が公開された。

今回は60年代、70年代の質感を大事にしながら、

現代のセンスでグッドなソウル/ファンク・ミュージックを

創出し続けるレーベル/プロダクション・チームであるTruth & Soulの

これまでの代表作を、レーベル・マネージャーの

ダニー・アカレプスの解説とともに楽しむことができる内容。

彼は同レーベルの音楽性について、

「暖かくてスウィートだが、同時にとてもタフなサウンドだ」と語っている。

ウータン・クランの名曲をカバーしたアルバムが話題になった

ファンク・バンドのエル・マイケルズ・アフェア、

1969年から活動を続けているベテラン・ソウルアーティストの

リー・フィールズ、Truth & Soulによるリイシューが注目を集めた、 

ギャングからファンク・バンドに転身したゲットー・ブラザーズなど、

現行ソウル・ミュージックから埋もれたファンクまで

Truth & Soulの魅力が詰まった1時間になっている。

RBMA Radio - Truth & Soul label special

トラックリストはこちらから

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January 8 2014 / 01:24:52

7 Days of Funk (Dam-Funk & Snoop Dogg)

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モダン・ファンクの伝道師、デイム・ファンクと

Gファンクのベテラン・ラッパー、スヌープ・ドッグが

夢のコラボユニット、7デイズ・オブ・ファンクとして

アルバム『7 Days of Funk』をStones Throwより発表。

ファンクを現代の感性でアップデートしつつ、

独自のセンスでモダン・ファンクとして後世に

伝え続ける職人、デイム・ファンクが創る

メロウでコズミックでファンキーな空間に、

スヌープのレイドバックなヴォーカルが紫煙のように漂う。

去年末に発売した最新号WPJ No.31では、

そんな彼らの日本誌独占インタビューが掲載。

まだの方は是非チェックを。

http://www.waxpoetics.jp/magazine/issue/31/

 

7 Days of Funk - Hit Da Pavement

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December 24 2013 / 16:00:27

WPJ No.31

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2013年を締めくくるWax Poetics Japanの最新号、No.31は

27歳で生涯を終えたNYアート界の才人

ジャン・ミシェル・バスキアが組んでいたバンドのグレイ、

偉人ラメルジーが在籍していたデス・コメット・クルー、

そしてグランドマスター・フラッシュ&ザ・フュリアス・ファイブ

といったアーティストのストーリーを紐解き、

ヒップホップ、ポストパンク、ノーウェイヴがひしめき合った

80年代のニューヨークのシーンに迫る。

12月30日発売。

Gray - So Far So Real (Downtown 81 OST)

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December 3 2013 / 18:27:06

Dwele "Drive The Future"

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デトロイトのソウルを受け継ぐシンガー、ドゥウェレが

ニューシングル「Drive The Future」の配信を開始した。

同曲はミシガン州のNPO、Black United Fund of Michiganが

主宰するプログラムの一環であり、売り上げは活動資金となる。

同プロジェクトは貧しい家庭の子供たちに

様々なアートに触れるチャンスを与え、

クリエイティブな才能を開花する教育プログラム。

教員の多い家族を持つドゥウェレは、以前からも

子供達に音楽を教えることなどをしており、

音楽を通して子供達の教育に関われる活動に興味があったと語る。

「自分の未来を切り拓く」というポジティブなメッセージが込められた応援歌だ。

iTunesにて購入可能。


 

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November 19 2013 / 17:00:30

Madlib on BBC Radio 1

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先日放送された、BBC Radio 1のベンジーBのラジオ番組にて

行われたマッドリブのインタビュー部分がSoundCloudにて公開。

ディラが亡くなる数日前まで一緒にレコードディギングに行っていたことや、

DJをするときは意図的にあまりミックスをしないこと、

サンプリングし続けて今までたくさん起訴されてきたことなど

友人であるベンジーBと様々なことについてまったりと会話。

話の合間には色々な楽曲をプレイし、

未発表のジェイリブの曲などもプレイしたが、

SoundCloudにアップされたバージョンは曲の部分が編集されている。

 

普段インタビューにあまり応じないマッドリブ。

USのWax Poetics編集長アンドレが直接LAへと飛び、

実現したマッドリブのインタビューを掲載している

Wax Poetics Japan No.30は、この鬼才の言葉を日本語で読む事ができる

数少ないチャンスなので、まだの方は要チェック

 

 

そして番組の後半に行われたマッドリブのミックスが

BBC Radioのサイトにてフルで視聴可能。

期間限定なのでお早めに。

 

 

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November 1 2013 / 16:49:11

Wax Poetics Japan No.30

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5周年記念号であり、Hip Hopの誕生40周年を祝う特別号、

Wax Poetics Japan No.30が発売。

表紙にはカット・ケミストとマッドリブという、

ベテランでありつつ常にイノベーションの精神を忘れない

ヒップホップのキーパーソンをフィーチャー。

更に、マッドリブも所属するStones Throw Recordsの

ドキュメンタリー映画の公開に合わせて、Stones Throw特集も掲載。

その他にもクール・ハークやビッグダディ・ケイン、ジミー・スパイサーなど

ヒップホップを黎明期から支えた先人達にもフォーカス。

ヒップホップ愛に詰まった号となっている。

 

Stones Throwのボス、ピーナッツ・バター・ウルフが先月、

ロンドンのイベントシリーズThe Doctor's Ordersの企画の一環でミックスを公開した。

今までStones Throwがリリースをしてきた名曲から

未発表曲までを網羅した内容となっており、

Stones Throwの特集記事を読みながら聴くBGMに最適だ。

 

Celebration of Curation 2013 #USA: Peanut Butter Wolf #TDO279 - Stones Throw Mix by The Doctors Orders on Mixcloud

 

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September 10 2013 / 00:51:13

WPJ No.29 Out Now

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Wax Poetics Japanの最新号、No.29が現在発売中。

http://www.waxpoetics.jp/magazine/issue/29/

今号はディスコ特集。

ディスコ・フィーバー再燃の黒幕であるダフト・パンクを筆頭に

シックのナイル・ロジャース、ジノ・ソッチョなど

一時代を築いたディスコ・レジェンドたちにスポットライトを当てる。

更にNYの重要ハウスレーベルKing Street Soundsの特集など、

Wax Poetics Japanらしい角度から

ディスコ、ダンスミュージックの軌跡を辿る。

ナイルが今年Glastonburyで行ったライブ映像が公開されている。

シックのスマッシュヒットはもちろんのこと、

マドンナの「Like A Virgin」などナイルのプロデュース作品までを披露し、

シックとナイル・ロジャースのキャリア

網羅した濃厚なパフォーマンスとなっている。

ラストは会場の観客全員と「Get Lucky」を熱唱。

11月にはBlue Note Tokyoでの公演が決まっているナイル。

きっとダンスミュージックの過去、現在、そして未来を

魅せてくれるはずだ。

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August 6 2013 / 00:12:39

Jay Z "Picasso Baby"

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Jay Z "Picasso Baby: A Performance Art Film"

ジェイZのニューアルバム『Magna Carta Holy Grail』

収録の「Picasso Baby」のショートフィルムが公開。

同曲は、Wax Poetics Recordsから2011年にリリースされた

エイドリアン・ヤングのアルバム、『Something About April』の

「Sirens」を大々的にサンプリングしたビートが話題だ。

歌詞にはピカソなど芸術家や芸術作品の引用が多いが、

この映像も「パフォーマンス・アート・フィルム」というコンセプトの元、

ヒップホップをアートとし、ギャラリーで展示するかのように

観覧者の目の前でジェイがラップを披露する。

 

Adrian Younge presents Venice Dawn "Sirens"

 

Babylon Cartelが「Sirens」を含んだ『Magna Carta Holy Grail』の

元ネタミックスを公開している。

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